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医療レーザー脱毛セミナー受講レポート ~安全で効果的な施術のために~

こんにちは。だて整形外科リハビリテーションクリニック 看護師の岡本です。

先日、医療脱毛に関するWebセミナー「基礎から学ぼう 医療レーザー脱毛入門」(講師:葛西健一郎先生)を受講しました。

今回は、そのセミナーで学んだ最新の知見や、より安全で効果的な施術のために私たちが意識しているポイントを、ご紹介したいと思います。

医療脱毛はどの部位でも同じように効果が出るわけではありません。

特に「産毛」「腕の残毛」「Vライン」「メンズヒゲ」などは、毛の質や毛穴の形状の影響で照射が難しいとされています。

難易度の高い部位・毛質への対応として、機械選定と波長の工夫、出力とパルス幅の調整や密度と照射の工夫、冷却の徹底など・・・

どんな毛質でも、安心して通える医療脱毛を目指して、毎回の照射に工夫と丁寧さを大切にしていきたいと改めて感じました。

医療脱毛にも副作用が生じることがあります。毛穴に軽い炎症が起きて、赤いポツポツが出る毛嚢炎。肌の表面が軽く焼けたような状態になる表皮焼け。ごくまれに、肌の色が濃くなったり(沈着)、薄くなったり(脱失)することが起きる色素沈着・色素脱失。特に上腕や背中、あごなどに見られる反応で、毛が一時的に太く硬くなる硬毛化など。

医療脱毛は、確かな効果と安全性を備えた医療行為ですが、「ゼロリスク」ではないという現実を、私たちは常に念頭に置く必要があります。

副作用が発生した場合の対応はもちろん、“起こさないための予防”こそが、私たちの最大の使命だと再認識しました。

医療脱毛は、ただ「毛を減らす」だけでなく、個々の肌や毛の特徴に合わせた調整と、正確な知識が求められる医療行為です。

今後もセミナーや勉強会を通して知識と技術を深め、皆さまに安心して通っていただける医療脱毛を提供してまいります。 ご不安なことがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。

下関市 だて整形外科リハビリテーションクリニック だて整形メディカルプラス 

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