骨密度検査とは?対象者・流れ・費用を下関市の整形外科専門医が解説

2026/09/10

こんな方にこの記事を読んでほしい

  • 50歳以上の女性、または閉経後の方
  • 65歳以上の男性で、過去1年以内に骨密度検査を受けていない方
  • 若い頃より身長が2cm以上低くなった方
  • ご家族に骨折した経験がある方をお持ちの方
  • 下関市周辺で骨密度検査を受けられる整形外科を探している方

はじめに

「骨密度検査って聞いたことはあるけれど、自分に必要かわからない」――そんな方も多いのではないでしょうか。骨粗鬆症(こつそしょうしょう)は痛みが出にくいまま進むことがあり、気づいたときには骨折していたというケースも少なくありません。本記事では、下関市のだて整形外科リハビリテーションクリニック院長が、骨密度検査の対象者・検査方法・当日の流れについて分かりやすく解説します。

💡 この記事でわかること

  • 骨密度検査を受けたほうがよい方の目安
  • 当院で行っているDXA法(デキサ法)という検査方法
  • 結果の見方(YAM値)
  • 受診から検査終了までの流れ

📞 骨密度検査についてご相談・ご予約はこちら。
Web予約はこちら / TEL: 083-254-0022 / 公式LINEで相談する

骨粗鬆症・骨密度検査とは

骨粗鬆症とはどんな病気か

骨粗鬆症とは、骨の強さが低下して骨がもろくなり、骨折しやすくなる病気です。閉経や加齢とともに増えやすく、女性だけでなく男性にも起こります。

注意したいのは、初めのうちは痛みなどの症状が出にくいことです。骨折が起きやすい場所は、背骨・手首・股関節(こかんせつ)です。特に股関節の骨折は、歩く力の低下や寝たきりにつながることがあり、早めの確認が重要です。

なぜ検査が大切なのか

骨粗鬆症は、痛みのないまま静かに進むことがあります。背骨の圧迫骨折(あっぱくこっせつ)は、強い痛みが出ないまま少しずつ進むことがあり、「いつの間にか骨折」と呼ばれます。気づかないうちに身長が低くなったり、背中が丸くなったりするのが特徴です。

また、股関節を骨折すると入院や手術が必要になり、その後の生活に大きく影響します。だからこそ、骨折する前に骨の状態を調べることが大切です。

📊 参考情報
日本骨粗鬆症学会の「骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン」では、骨密度検査による早期の評価と、生活習慣の見直しや治療による骨折予防の重要性が示されています。(出典:日本骨粗鬆症学会)

検査を受けたほうがよい方の目安

以下の項目に当てはまるものがないか、確認してみてください。

  • 女性で50歳以上、または閉経後である
  • 男性で65歳以上である
  • 過去1年以内に骨密度検査を受けていない
  • 若い頃と比べて身長が2cm以上低くなった
  • 軽い転倒で骨折したことがある
  • 家族に骨折した経験がある方がいる
  • ステロイドを長期間、または大量に使用したことがある
  • 関節リウマチ、糖尿病、腎臓の機能低下などの持病がある

当てはまる項目が多い方は、一度骨密度検査を受けることをおすすめします。

こんな症状はすぐに受診を(レッドフラッグサイン)

以下のような症状がある場合は、できるだけ早く医療機関を受診してください。

  • 転倒後に強い腰や背中の痛みがあり、動くのがつらい
  • 股関節周囲の強い痛みで、体重をかけて歩けない
  • 気づかないうちに身長が縮み、背中が丸くなってきた

📞 気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。予約なしでも当日検査が可能です。
Web予約はこちら / TEL: 083-254-0022

当院の検査方法(DXA法)

測定する部位

当院では、DXA法(デキサ法)という方法で骨密度を測定します。測定する場所は、腰椎(ようつい、腰の骨)と、左右の大腿骨(だいたいこつ)の計3か所です。

かかとや手首だけを測る簡易的な検査では、股関節や背骨の変化が分かりにくいことがあります。当院では、将来の骨折予防に特に重要な部位をしっかり確認します。

検査の負担

検査中の痛みはほとんどなく、横になっているだけで約10分で終了します。初めての方でも安心して受けていただけます。

🩺 院長より
当院では月間200件前後の骨密度検査を行っています。待ち時間を短くするため、ご予約をおすすめしています。LINEからも予約を取っていただけますので、ぜひご活用ください。

追加の検査と結果の見方

必要に応じて行う追加検査

身長が縮んだ方・背中が丸くなってきた方・危険因子が多い方には、背骨のレントゲンを撮影し、「いつの間にか骨折」がないかを確認します。また、骨代謝マーカー(こつたいしゃマーカー、骨の新陳代謝の状態を調べる血液検査)を確認することもあります。これらの検査は、骨の状態を正確に把握し、その方に合った治療を選ぶために役立ちます。

YAM値による評価

検査結果は、YAM値(ヤング・アダルト・ミーン値)という指標で評価します。これは、若い成人の平均的な骨の量と比べて、現在の骨の量がどれくらいあるかを示すものです。

YAM値 判定
80%以上 正常
70%より多く80%未満 骨量減少
70%以下 骨粗鬆症

ただし、数値だけで診断が決まるわけではありません。年齢・骨折歴・持病・お薬・生活習慣なども含めて総合的に判断します。

治療について

骨粗鬆症と診断された場合、治療は食事・運動・お薬を組み合わせて行います。カルシウムやビタミンDを意識した食事、無理のない範囲での運動、必要に応じた薬物療法など、一人ひとりの状態に合わせて相談しながら進めます。

⚠️ 注意
治療の内容や期間には個人差があります。自己判断で薬をやめたり、生活習慣を大きく変えたりせず、必ず医師にご相談ください。

受診から検査までの流れ

  1. 受付:検査希望をお伝えください。ご予約の方は、その旨もお伝えください
  2. Web問診(任意):事前にウェブ問診を行っていただくと、院内での滞在時間を短くできます
  3. 骨密度検査:横になった状態でDXA法により約10分で測定します
  4. 追加検査(必要な場合):身長低下などがある方は、背骨のレントゲンや採血を行うことがあります
  5. 医師からの説明:検査結果と今後の方針についてご説明します

予約とWeb問診を行っていただいた方は、受付から会計まで30分程度で終えられるよう心がけています。

よくある質問(FAQ)

Q1. 骨密度検査はどのくらいの時間がかかりますか?
検査自体は横になっているだけで約10分です。予約とWeb問診を済ませていただくと、受付から会計まで30分程度で終えられます。

Q2. 検査に痛みはありますか?
DXA法による検査では、痛みはほとんどありません。横になっているだけで測定が完了します。

Q3. どのくらいの頻度で検査を受ければよいですか?
過去1年以内に受けていない方には、まず一度の検査をおすすめしています。その後の頻度は、結果や持病の状況によって医師と相談しながら決めていきます。

Q4. 若い世代でも検査を受けたほうがよいですか?
主な対象は、閉経前後・50歳以上の女性と65歳以上の男性です。ただし、ステロイド治療中の方や関節リウマチ・糖尿病・腎臓の機能低下・卵巣摘出の既往などがある方は、年齢にかかわらず一度ご相談ください。

Q5. かかとや手首の検査との違いは何ですか?
かかとや手首だけの簡易検査では、骨折が起こりやすい股関節や背骨の変化が分かりにくいことがあります。当院では腰椎と両側大腿骨を測定し、将来の骨折予防に重要な部位をしっかり確認します。

まとめ

  • 骨粗鬆症は痛みが出にくいまま進むことがあり、早めの検査が大切です
  • 50歳以上・閉経後の女性と65歳以上の男性は検査の対象です
  • 当院ではDXA法で腰椎・両側大腿骨の3か所を測定します
  • 検査は約10分、結果はYAM値で評価します
  • LINEやWebから検査の予約が可能です

骨密度検査を一度受けてみたいという方は、お気軽にご相談ください。下関市のだて整形外科リハビリテーションクリニックでは、地域の寝たきりゼロを目指し、骨粗鬆症の検査と治療に力を入れています。

📞 ご予約・お問い合わせ(診療時間:午前 9:00〜12:00 / 午後 15:00〜18:00)
Web予約はこちら / TEL: 083-254-0022 / 公式LINEで相談する

監修者紹介

伊達 亮(だて りょう) だて整形外科リハビリテーションクリニック 院長
〒751-0849 山口県下関市綾羅木本町2-4-22 TEL: 083-254-0022
専門:整形外科、リハビリテーション科
資格:日本整形外科学会専門医/同認定脊椎脊髄病医/同認定リウマチ医/同認定スポーツ医/同認定リハビリテーション医/日本リウマチ学会専門医/日本リハビリテーション医学会専門医/日本骨粗鬆症学会専門医
経歴:2002年 福岡大学医学部医学科卒業。山口大学医学部附属病院 整形外科・麻酔科、徳山中央病院、鼓ヶ浦こども医療福祉センター、関門医療センター整形外科などを経て現職

参考文献・出典

  • 日本骨粗鬆症学会「骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン」
  • 厚生労働省「医療広告ガイドライン」https://www.mhlw.go.jp/

本記事の内容は一般的な医学情報の提供を目的としています。個別の症状や治療については、必ず医師にご相談ください。