
「骨密度検査って聞いたことはあるけれど、自分に必要かわからない」――そんな方も多いのではないでしょうか。骨粗鬆症(こつそしょうしょう)は痛みが出にくいまま進むことがあり、気づいたときには骨折していたというケースも少なくありません。本記事では、下関市のだて整形外科リハビリテーションクリニック院長が、骨密度検査の対象者・検査方法・当日の流れについて分かりやすく解説します。
💡 この記事でわかること
📞 骨密度検査についてご相談・ご予約はこちら。
Web予約はこちら / TEL: 083-254-0022 / 公式LINEで相談する
骨粗鬆症とは、骨の強さが低下して骨がもろくなり、骨折しやすくなる病気です。閉経や加齢とともに増えやすく、女性だけでなく男性にも起こります。
注意したいのは、初めのうちは痛みなどの症状が出にくいことです。骨折が起きやすい場所は、背骨・手首・股関節(こかんせつ)です。特に股関節の骨折は、歩く力の低下や寝たきりにつながることがあり、早めの確認が重要です。
骨粗鬆症は、痛みのないまま静かに進むことがあります。背骨の圧迫骨折(あっぱくこっせつ)は、強い痛みが出ないまま少しずつ進むことがあり、「いつの間にか骨折」と呼ばれます。気づかないうちに身長が低くなったり、背中が丸くなったりするのが特徴です。
また、股関節を骨折すると入院や手術が必要になり、その後の生活に大きく影響します。だからこそ、骨折する前に骨の状態を調べることが大切です。
📊 参考情報
日本骨粗鬆症学会の「骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン」では、骨密度検査による早期の評価と、生活習慣の見直しや治療による骨折予防の重要性が示されています。(出典:日本骨粗鬆症学会)
以下の項目に当てはまるものがないか、確認してみてください。
当てはまる項目が多い方は、一度骨密度検査を受けることをおすすめします。
以下のような症状がある場合は、できるだけ早く医療機関を受診してください。
📞 気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。予約なしでも当日検査が可能です。
Web予約はこちら / TEL: 083-254-0022
当院では、DXA法(デキサ法)という方法で骨密度を測定します。測定する場所は、腰椎(ようつい、腰の骨)と、左右の大腿骨(だいたいこつ)の計3か所です。
かかとや手首だけを測る簡易的な検査では、股関節や背骨の変化が分かりにくいことがあります。当院では、将来の骨折予防に特に重要な部位をしっかり確認します。
検査中の痛みはほとんどなく、横になっているだけで約10分で終了します。初めての方でも安心して受けていただけます。
🩺 院長より
当院では月間200件前後の骨密度検査を行っています。待ち時間を短くするため、ご予約をおすすめしています。LINEからも予約を取っていただけますので、ぜひご活用ください。
身長が縮んだ方・背中が丸くなってきた方・危険因子が多い方には、背骨のレントゲンを撮影し、「いつの間にか骨折」がないかを確認します。また、骨代謝マーカー(こつたいしゃマーカー、骨の新陳代謝の状態を調べる血液検査)を確認することもあります。これらの検査は、骨の状態を正確に把握し、その方に合った治療を選ぶために役立ちます。
検査結果は、YAM値(ヤング・アダルト・ミーン値)という指標で評価します。これは、若い成人の平均的な骨の量と比べて、現在の骨の量がどれくらいあるかを示すものです。
| YAM値 | 判定 |
|---|---|
| 80%以上 | 正常 |
| 70%より多く80%未満 | 骨量減少 |
| 70%以下 | 骨粗鬆症 |
ただし、数値だけで診断が決まるわけではありません。年齢・骨折歴・持病・お薬・生活習慣なども含めて総合的に判断します。
骨粗鬆症と診断された場合、治療は食事・運動・お薬を組み合わせて行います。カルシウムやビタミンDを意識した食事、無理のない範囲での運動、必要に応じた薬物療法など、一人ひとりの状態に合わせて相談しながら進めます。
⚠️ 注意
治療の内容や期間には個人差があります。自己判断で薬をやめたり、生活習慣を大きく変えたりせず、必ず医師にご相談ください。
予約とWeb問診を行っていただいた方は、受付から会計まで30分程度で終えられるよう心がけています。
Q1. 骨密度検査はどのくらいの時間がかかりますか?
検査自体は横になっているだけで約10分です。予約とWeb問診を済ませていただくと、受付から会計まで30分程度で終えられます。
Q2. 検査に痛みはありますか?
DXA法による検査では、痛みはほとんどありません。横になっているだけで測定が完了します。
Q3. どのくらいの頻度で検査を受ければよいですか?
過去1年以内に受けていない方には、まず一度の検査をおすすめしています。その後の頻度は、結果や持病の状況によって医師と相談しながら決めていきます。
Q4. 若い世代でも検査を受けたほうがよいですか?
主な対象は、閉経前後・50歳以上の女性と65歳以上の男性です。ただし、ステロイド治療中の方や関節リウマチ・糖尿病・腎臓の機能低下・卵巣摘出の既往などがある方は、年齢にかかわらず一度ご相談ください。
Q5. かかとや手首の検査との違いは何ですか?
かかとや手首だけの簡易検査では、骨折が起こりやすい股関節や背骨の変化が分かりにくいことがあります。当院では腰椎と両側大腿骨を測定し、将来の骨折予防に重要な部位をしっかり確認します。
骨密度検査を一度受けてみたいという方は、お気軽にご相談ください。下関市のだて整形外科リハビリテーションクリニックでは、地域の寝たきりゼロを目指し、骨粗鬆症の検査と治療に力を入れています。
📞 ご予約・お問い合わせ(診療時間:午前 9:00〜12:00 / 午後 15:00〜18:00)
Web予約はこちら / TEL: 083-254-0022 / 公式LINEで相談する
伊達 亮(だて りょう) だて整形外科リハビリテーションクリニック 院長
〒751-0849 山口県下関市綾羅木本町2-4-22 TEL: 083-254-0022
専門:整形外科、リハビリテーション科
資格:日本整形外科学会専門医/同認定脊椎脊髄病医/同認定リウマチ医/同認定スポーツ医/同認定リハビリテーション医/日本リウマチ学会専門医/日本リハビリテーション医学会専門医/日本骨粗鬆症学会専門医
経歴:2002年 福岡大学医学部医学科卒業。山口大学医学部附属病院 整形外科・麻酔科、徳山中央病院、鼓ヶ浦こども医療福祉センター、関門医療センター整形外科などを経て現職
本記事の内容は一般的な医学情報の提供を目的としています。個別の症状や治療については、必ず医師にご相談ください。