【講演情報】第182回 関豊病薬会|日常診療で遭遇する神経障害性疼痛について講演しました

2024/11/03

みなさんこんにちは。

先日、下関市内の薬剤師の勉強会に講師として参加させていただきました。

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今回は、日常診療で遭遇する神経障害性疼痛という演題で講演をしました。

神経障害性疼痛とは、神経系統の損傷や疾患によって生じる痛みのことで、頚椎症神経根症(頚部痛・上肢のしびれ)や腰部脊柱管狭窄症(腰痛 下肢のしびれ)、手根管症候群(手のひらのしびれ)など日常外来でよく遭遇する疾患群の一つです。

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当院では、神経障害性津藤に対して、漢方薬を含めて様々な内服薬の処方や超音波ガイド下のブロック注射を併用して治療を行っています

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神経障害性疼痛の中に腰部脊柱管狭窄症という腰痛や下肢のしびれを起こす疾患があります。

ご高齢の方に多いのですが、下肢の筋力低下や骨粗鬆症を高率に併発することが多いため、運動器リハビリや

骨粗鬆症治療も需要になります。

当院では、適切な内服薬の選択や超音波ガイド下のブロック注射にくわえて、運動器リハビリや骨粗鬆症治療にも力を入れています。

しびれを中心とした症状でお困りの方は、一度お気軽に受診いただければ幸いです。

よろしくお願いします。

執筆者情報

日本整形外科学会専門医 伊達 亮(だて整形外科リハビリテーションクリニック 院長)
福岡大学医学部医学科を卒業後、山口大学医学部付属病院整形外科・麻酔科での経験を経て現職に至る。日本整形外科学会専門医 、日本骨粗鬆症学会専門医 、日本リハビリテーション医学会専門医 など多岐にわたる専門医資格を保持し、地域の「寝たきりゼロ」をミッションに掲げ、骨粗しょう症の早期発見・早期治療、および運動器リハビリによる転倒予防に尽力している。