Day2
第36回日本整形外科超音波学会(7/11~12)
こんにちは。理学療法士の西原です。今回は表題に参加してきました。
前回に引き続き超音波学会で得たことをまとめました。
本投稿は超音波画像診断装置(以下:超音波)を医師、理学療法士がどのように使用しているかについてをまとめました。
今回の学会は通じて、超音波は画像診断の一助にするだけでなく、治療効果の確認にもしっかり使っていくべきと様々な先生がおっしゃってました。実際に動かしたりして組織がどうなっているかをリアルタイムで確認(=ダイナミックな評価)が可能な点において重要視されていました。これは医師や理学療法士が介入前後で組織間の改善などを可視化することが可能であり患者さんへの説明(フィードバック)にもなります。
また、理学療法士と医師の間でも使用することの大切さを話されていました。超音波画像は共通認識できるツールであり、カンファレンスにて治療方針を改めたり、決めることができるため有効に使うべきとおっしゃっていました。医師から理学療法士へ、理学療法士から医師へより詳細な指示出しや意見交換ができ、結果として患者さんの希望が少しでも叶えることができるのではないかと感じました。