だて整形外科リハビリテーションクリニック

第33回日本リウマチ学会中国・四国支部学術集会

2022/12/05

2022年12月2日(金)~3日(土)の2日間、下関市の海峡メッセ下関において開催された第33回日本リウマチ学会中国・四国支部学術集会に参加しました。

最近の関節リウマチの治療は、生物学的製剤などの治療薬の登場により大きく進歩しましたが、合併症などの様々な問題があります。

1)治療抵抗性の関節リウマチ 2)診断未確定関節炎 3)肺炎や肝機能障害など薬剤の合併症への対応 4)高齢発症関節リウマチならびに長期罹患に伴う患者さん自身の高齢化などです。

今回の学会のテーマは「持続可能なRA治療を目指して」でした。

診療の関係で2つの講演しか拝聴出来ませんでしたが、【リウマチ診療における治療戦略とその課題】では海外と日本のリウマチ診療の違いを保険診療体制などを中心に興味深く聞かせていただきました。

【生物学的製剤の継続率を上げるために】では、生物学的製剤の2次無効について、免疫学的観点から解説していただきました。

当院でも、多くの関節リウマチの方の診療していますが、明日からの診療の気づきがたくさんありました。

明日からの診療に役立てたいと思います。