だて整形外科リハビリテーションクリニック

腰の痛み、放っておいて大丈夫?下関市で整形外科を探している方へ

2025/06/09

腰の痛み、放っておいて大丈夫?下関市で整形外科を探している方へ

1. はじめに(読者の不安や悩みに共感する)

「朝起きたときに腰が痛む」「長時間座っているとつらい」「湿布を貼ってもよくならない」──そんな腰の痛みを感じていませんか?

山口県下関市にお住まいの40代〜70代の方の中には、日々の家事や仕事、趣味を続けたいけれど、腰の痛みで困っている方が多くいらっしゃいます。年齢のせいだと諦めていたり、病院に行くほどではないと思っていたりするかもしれません。

しかし、腰の痛みにはいくつかの原因があり、適切な治療を受けることで症状を和らげることができます。このページでは「腰 痛み 原因」や「下関市 整形外科」で検索された方に向けて、腰痛の原因や治療法、自宅でできる予防策までを分かりやすくご紹介します。

2. 慢性腰痛(疾患)の症状と原因

腰痛には「急性」と「慢性」があります。ぎっくり腰のような突然の痛みは急性腰痛ですが、3ヶ月以上続く腰の痛みは「慢性腰痛」と呼ばれます。

主な原因

  • 加齢や姿勢による筋肉・関節の負担
    長年の姿勢の癖や筋力の低下により、腰回りの筋肉や椎間板(背骨のクッション)が傷んできます。
  • 腰椎椎間板ヘルニア
    背骨のクッションが飛び出し、神経を圧迫して痛みやしびれを起こす状態です。
  • 脊柱管狭窄症
    神経の通り道が狭くなり、歩くと足にしびれが出たり、休まないと歩き続けられなくなったりする特徴があります。
  • 心因性腰痛
    ストレスや不安が腰痛を悪化させているケースもあります。

慢性腰痛はひとつの原因だけでなく、複数の要因が関係していることが多いのが特徴です。

3. 自然に治るの?放置するリスクは?

「そのうち良くなるだろう」と放置してしまう方も少なくありません。しかし慢性腰痛は、自然に完全に治ることはあまり多くありません。

放置すると…

  • 痛みが長引き、生活の質が下がる
    家事や通勤など、日常生活に支障をきたすようになります。
  • 足のしびれや筋力低下が起きることも
    神経の圧迫が原因の場合、進行すると歩行障害や排尿障害につながる恐れもあります。
  • 治療のタイミングを逃す
    早めに診断と治療を受けることで、回復までの期間が短くなる可能性があります。

腰の痛みが続くようであれば、一度整形外科を受診することをおすすめします。

4. 整形外科での治療内容

整形外科では、患者様の症状や身体の状態に合わせて、以下のような治療を行います。

検査

  • 問診と触診
  • レントゲン検査
  • 必要に応じてMRIやCT検査

治療方法

  • 内服薬・湿布薬の処方
    痛みや炎症を抑えるために使用されます。
  • ブロック注射
    強い痛みがある場合は、神経の近くに痛み止めを注射して、炎症を鎮めます。
  • リハビリテーション(物理療法・運動療法)
    筋力の向上や姿勢の改善を目指す治療です。

5. 自宅でできる対処法・予防法

整形外科での治療に加えて、自宅でできる対処法や予防法も大切です。

日常生活での工夫

  • 長時間同じ姿勢を避ける
    デスクワークや運転中は1時間に1回は立ち上がって動きましょう。
  • 正しい姿勢を意識する
    猫背や反り腰は腰に負担をかけるため、背筋をまっすぐに保つ意識を。
  • 体を冷やさない
    冷えは筋肉の緊張を招くため、腰回りを温めましょう。

簡単なストレッチ・筋トレ

  • お尻の筋肉(中殿筋)を鍛える
  • 太ももの裏(ハムストリングス)を伸ばす

自分に合った運動を行うには、医師や理学療法士の指導を受けるのが安心です。

6. 当院での対応とご案内

当院(だて整形外科リハビリテーションクリニック)では、下関市で腰痛にお悩みの方を対象に、丁寧な診察と治療を行っております。

  • 医師によるわかりやすい説明
  • 必要に応じた画像検査
  • 物理療法・運動療法に対応したリハビリ施設

腰の痛みは年齢に関係なく、適切なケアをすれば改善する可能性があります。「どこに相談したらいいかわからない」と迷っている方こそ、まずは一度ご相談ください。

【まとめ】

腰の痛みは「ただの年齢のせい」と思い込みがちですが、実際には治療が必要な疾患が隠れていることも少なくありません。放置せず、信頼できる整形外科での診察を受けることで、より早く日常生活に復帰できる可能性が高まります。

下関市で整形外科をお探しの方は、ぜひ当院にお気軽にご相談ください。

【参考文献】

  • 日本整形外科学会「慢性腰痛に関するQ&A」
  • NICE Guideline [NG59] “Low back pain and sciatica in over 16s: assessment and management” (2020)
  • JAMA. 2022;327(18):1736-1746. doi:10.1001/jama.2022.4809