みなさんこんばんは。
関門リウマチ研修会に参加してきました。
講師は山口大学の名和田 隆司先生で、昨年改定されたリウマチ診療ガイドラインの解説、リウマチの診断や治療についてわかりやすく解説していただきました。
リウマチは以前と比較するとかなりコントロールができる疾患になってきました。当院でも50名前後の方の治療を行っています。基本的には、リマトレックスというお薬を使用し、疾患活動性のコントロールに応じて、他の抗リウマチ薬を併用したり生物学的製剤を使用することになります。
診断は、採血結果や関節の腫脹・疼痛などから総合的に判断しますが、pre-RA(リウマチ前段階)という概念があり、最初はリウマチと診断されなくても、数年後にリウマチと診断されることもあります。
手指のこわばりなどでお悩みの方は一度、詳しい検査を受けてみることをお勧めします。