【講演情報】旭化成ファーマ 社内講演|骨粗鬆症の早期発見と治療継続の重要性について講演しました

2024/05/15

みなさんこんにちは。院長の伊達亮です。

先日、旭化成ファーマの社内講演に招待いただき、当院の骨粗鬆症治療について講演しました。

骨粗鬆症は、痛みがないため、発見が遅れがちです。

骨粗しょう症患者数は全国で1,590万人と推計されますが治療を受けているのは30%程度と言われています。圧倒的に女性に多いのですが、男性も増加傾向にあります。加齢とともに患者数は増え、【80歳代の女性の2人に1人】が骨粗鬆症と言われています。

当院でも、50歳以上の女性や65歳以上の男性には積極的に声掛けを行い、骨粗鬆症の早期発見に取り組んでいます。

近年、骨粗鬆症治療は様々な薬剤を使用できるようになりました。

当院でも年齢や性別、骨折歴などに応じて、薬剤の使用選択をおこなっています 。

ただ、治療継続率が悪く、内服薬は特に成績が芳しくありません。

現在は、検査が近づいた方にハガキをお送りしていますが、今後、LINEやSMSなども活用して、治療継続を啓蒙していきます。

皆様のご協力とご理解をお願いいたします。

連絡が不要の方は、お気軽にご連絡ください。

治療を中断されている方でも、またクリニックに行くのは気が引けるかもしれませんが、お気軽に来院ください。

継続が大事です!!!

執筆者情報

日本整形外科学会専門医 伊達 亮(だて整形外科リハビリテーションクリニック 院長)
福岡大学医学部医学科を卒業後、山口大学医学部付属病院整形外科・麻酔科での経験を経て現職に至る。日本整形外科学会専門医 、日本骨粗鬆症学会専門医 、日本リハビリテーション医学会専門医 など多岐にわたる専門医資格を保持し、地域の「寝たきりゼロ」をミッションに掲げ、骨粗しょう症の早期発見・早期治療、および運動器リハビリによる転倒予防に尽力している。