
この記事は、前回の「クーリーフとは?」の続編です。患者さんからよく寄せられる疑問に、だて整形外科リハビリテーションクリニック院長の伊達 亮がお答えします。
📞 クーリーフについて詳しく聞きたい方は、お気軽にご相談ください。
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変形性膝関節症(へんけいせいひざかんせつしょう)は、膝の軟骨がすり減り炎症が起こる病気です。内服薬やヒアルロン酸注射などの保存療法(手術をしない治療)を行いますが、進行した状態では効果が出にくいことがあります。
従来は人工関節置換術(じんこうかんせつちかんじゅつ)などの手術が選択肢となっていましたが、持病や年齢の問題で手術に踏み切れない方も多くいらっしゃいます。そこで注目されているのがクーリーフ(冷却機能付きラジオ波治療)です。
🩺 院長より
クーリーフは、手術と同程度の痛みの軽減が期待できる治療です。切開が不要で極小麻酔で行えるため、日帰りで受けていただけます。
痛みが完全にゼロになるのは難しいですが、大幅な軽減が期待できます。
神経はゆっくりと再生するため、効果は永続するわけではありません。しかし2年間程度は持続するとされており、その間に筋力強化やリハビリに取り組むことが大切です。
感覚神経だけを対象にするため、麻痺の心配は少ないです。
神経には「運動神経(体を動かす)」と「感覚神経(痛みなどを伝える)」の2種類があります。クーリーフが対象とするのは、痛みを脳に伝える感覚神経のみです。
さらに安全のため、以下の確認を行います。
副作用として、治療後に処置部位の局所的な腫れや内出血が生じることがありますが、多くの場合は一時的で自然に回復します。
クーリーフは健康保険が適用されます。片膝で1割負担の方はおよそ16,000円が目安です。入院は不要で、日帰りで受けていただけます。
※ 負担割合(1割・2割・3割)や個々の状態により、実際の費用は異なります。詳しくは診察時にご説明します。
痛みが和らいでも、軟骨の炎症や変形は残っています。ヒアルロン酸注射やPRP注射は続けてください。
🩺 院長より
「車に例えると、軟骨がエンジン、神経が警告ランプのようなものです。クーリーフで警告ランプをオフにしても、エンジン本体の劣化が治ったわけではありません。痛みが軽減した後も、軟骨を守るためのヒアルロン酸注射やPRP注射を続けることが重要です。」
クーリーフで活動量が増えると、かえって膝への負荷が高まります。そのため、軟骨を守る治療はむしろより大切になります。
大腿四頭筋(だいたいしとうきん)は、膝の上(太もも前面)にある筋肉です。この筋肉を鍛えると膝への負担が減り、クーリーフの効果が切れた後も痛みが再発しにくくなります。クーリーフで痛みが和らいだタイミングが、筋力強化のリハビリに取り組む絶好の機会です。
以下のような症状がある場合は、変形性膝関節症の進行のサインである可能性があります。我慢せず、早めの受診をおすすめします。
下関市・下関近郊でこのような症状をお感じの方は、お早めにご来院ください。
🩺 院長より
「痛みのない生活はゴールではなく、スタートラインです。クーリーフで痛みが減少したら、軟骨の保護と筋力強化に取り組み、生涯ご自身の関節で歩き続ける膝を作りましょう。」
膝の痛みでお悩みの方は、ぜひ下関市のだて整形外科リハビリテーションクリニックへご相談ください。
伊達 亮(だて りょう) だて整形外科リハビリテーションクリニック 院長
〒751-0849 山口県下関市綾羅木本町2-4-22 TEL: 083-254-0022
専門資格:日本整形外科学会専門医/日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医/日本整形外科学会認定リウマチ医/日本整形外科学会認定スポーツ医/日本整形外科学会認定リハビリテーション医/日本リウマチ学会専門医/日本リハビリテーション医学会専門医/日本骨粗鬆症学会専門医
本記事の内容は一般的な医学情報の提供を目的としており、特定の治療効果を保証するものではありません。症状は個人差があり、診断・治療には医師の診察が必要です。気になる症状がある方は、医療機関を受診してご相談ください。