クーリーフ治療 coolife

ラジオ波治療【クーリーフ(Coolief)】

ラジオ波治療【クーリーフ(Coolief)】とは?
冷却式高周波熱凝固装置

変形性膝関節症治療への新たな選択肢として、クーリーフ(Coolief)治療を開始します。
クーリーフは、膝の神経にピンポイントで高周波を照射し“痛みを伝える神経”をブロックする新しい治療法です。
認定を持った当院のみ実施できる治療法であり、下関市内では当院が初導入となります。

  • 持続効果が長い
  • 手術ではないため体への負担が少ない
  • 手術で日帰りで施行可能

ラジオ波治療【クーリーフ(Coolief)】について

クーリーフ(Coolief)とは?説明図1

変形性関節症では、軟骨や骨の変化だけでなく、この「痛みを伝える神経」そのものが強く働きすぎてしまい、痛みを慢性的に感じ続けてしまうことがあります。

クーリーフ治療は、膝の関節の構造ではなく「痛みを伝える神経」に高周波(ラジオ波)という電気エネルギーを当て、神経の働きを弱めることで痛みを和らげる治療です。

クーリーフ(Coolief)とは?説明図2

このような方におすすめです

  • 変形性膝関節症で日常生活に支障がある
  • ヒアルロン酸注射で改善が乏しい
  • 手術は避けたい、または適応が難しい

治療効果

治療効果

保険で受けられるラジオ波治療【クーリーフ(Coolief)】

  • 変形性膝関節症に対するラジオ波治療は、2023年に厚生労働省より保険適用が認可された比較的新しい治療法です。
  • 保険診療として実施されます。費用負担は1〜3割です。
  • 医療費控除や高額療養費制度の対象にもなり得るため、経済的負担を軽減する制度を活用することが可能です。

※ 保険適用の可否は診察時に医師が判断いたします。
対象となる方には公的保険診療として適用され、医療費控除や高額療養費制度の対象にもなります。

治療費目安(片膝 手技料のみ)

治療費目安(片膝 手技料のみ)

適応患者さん

  • しっかりした保存療法(概ね半年以上)を行っても治療効果がえられない方
  • 術前の麻酔テストで50%以上の疼痛改善を認めた方
  • 手術後のリハビリやヒアルロン酸注射・PRP注射を継続できる方
  • 認知症や高度の糖尿病をお持ちでない方

認定施設・技術者

  1. 日本整形外科学会専門医
  2. 日本関節病学会の講習を修了した医師
  3. 超音波治療に習熟した医師

合併症

  1. 感染
  2. 内出血
  3. 表皮熱傷

よくある質問

何回でもできますか?
1年以上経過していれば再度保険診療で行うことができます。
術後に定期的なリハビリやヒアルロン酸注射・PRPなどの保存療法をしっかり行うことが条件になります。
術後の定期的なリハビリやヒアルロン酸注射・PRPなどの保存療法をしっかり行うことが重要です。
日常生活で気をつけることはありますか?
治療を行った当日は、お風呂の入浴は避け、シャワー浴にしましょう。
針を刺した部分が気になるようであれば、主治医に相談しましょう。
治療後の痛みは無くなりますか?
ラジオ波による治療で、痛みが全く無くなる事はありません。
米国で実施した臨床試験(治験)では、痛みの程度が半分になったという割合は74%でした。
その痛み度合いの平均は10段階(10が一番痛いと感じる段階)のうち3-4でした。
痛み度合いの表

痛みをあきらめないでください!

クーリーフ治療は、長引く膝の痛みに悩む方のための新しい選択肢です。
「手術は不安」「注射が効かない」
そんなお悩みがある方も、まずは一度私たちにご相談ください。
医師・スタッフが、丁寧にご説明させていただきます。