膝の痛みを改善するリハビリ方法|変形性膝関節症にも対応

2026/03/12

「階段の上り下りで膝がズキッとする」
「正座ができなくなった」
「歩き始めの一歩目が痛い」

下関市でこのような膝の痛みに悩んでいませんか?

「年齢のせいだから仕方ないですよね」と言われたことがある患者さんもいらっしゃるかもしれません。
痛みが続くと、不安ですよね。将来、手術になるのではと心配になる方も少なくありません。

しかし医学的には、変形性膝関節症を含む多くの膝の痛みは、適切なリハビリテーションによって症状の改善や進行の抑制が期待できます。

この記事では、下関市のだて整形外科リハビリテーションクリニックで行っている、膝の痛みに対する専門的リハビリ方法について詳しく解説します。

1. なぜ膝が痛くなるのか?|変形性膝関節症のメカニズム

膝の痛みで最も多い原因が「変形性膝関節症」です。

これは、

  • 軟骨のすり減り
  • 半月板の変性
  • 関節の炎症

などが重なって起こります。

しかし、痛みの本質はそれだけではありません。

実は大きな要因が、筋力低下による関節の不安定性です。

膝は骨だけで支えられているわけではなく、

  • 靭帯
  • 関節包
  • 周囲の筋肉

によって安定しています。

特に重要なのは、

  • 大腿四頭筋(太ももの前)
  • 中殿筋(お尻の横)
  • ハムストリングス(太ももの裏)

これらが弱ると、膝への負担が増え、痛みが強くなります。「軟骨が減った=もう治らない」ではありません。
筋肉を適切に鍛えることで、痛みを軽減できる可能性があります。

2. 膝の痛みを改善するリハビリ方法

① 可動域訓練(膝をしっかり伸ばす)

変形性膝関節症では、膝が完全に伸びなくなることがよくあります。

膝が曲がったままだと、体重が前にかかり負担が増えます。

理学療法士が、

  • 膝の伸展可動域改善
  • 太もものストレッチ

を行い、正しいアライメントを整えます。

② 大腿四頭筋トレーニング

膝の安定に最も重要な筋肉です。

代表的な運動は:

  • 椅子に座って膝を伸ばす運動
  • 仰向けで足を持ち上げる運動

自己流で行うと負担がかかることもあるため、理学療法士の指導が重要です。

③ 中殿筋トレーニング

お尻の横の筋肉です。

ここが弱いと、歩行時に膝が内側へ入り込みます。
横向きで脚を上げる運動などを行います。

④ 歩行指導

「歩き方」も非常に重要です。

  • 歩幅
  • 足の向き
  • 体重のかけ方

を修正するだけで、痛みが軽減することがあります。

⑤ 物理療法

だて整形外科リハビリテーションクリニックでは、

  • 低周波治療
  • 超音波治療
  • 温熱療法

などを組み合わせ、炎症を抑えながらリハビリを進めます。

⑥ 衝撃波治療

慢性的な腱の痛みに対しては、衝撃波治療を行うこともあります。
保存療法で改善しにくい症状に対する選択肢の一つです。

⑦ クーリーフ治療との併用

強い痛みがある場合、院長(日本関節病学会 クーリーフ認定医)がクーリーフ治療を行い、痛みを軽減してからリハビリを進めることもあります。

3. 当院の強み|専門医と充実した体制

だて整形外科リハビリテーションクリニックでは、

  • 日本整形外科学会専門医
  • 日本リハビリテーション医学会専門医
  • 日本関節病学会 クーリーフ認定医

である院長が診断を行います。

さらに、PT・OT合計11名が在籍し、地域内でも充実した体制を整えています。

人員が充実していることで、

  • 担当制での継続評価
  • 専門分野ごとの強みを活かした治療
  • 予約の取りやすさ

が実現しています。

4. よくある質問

Q. 手術しないと治りませんか?

症状によりますが、多くの場合まずは保存療法を行います。

Q. どのくらいで効果が出ますか?

週1~2回、3か月程度で変化が出る方が多いです。

Q. 高齢でも大丈夫ですか?

もちろんです。
むしろ転倒予防のためにも重要です。

5. 地域への想い|寝たきりゼロを目指して

下関市では、膝の痛みから活動量が減り、筋力低下が進み、転倒や骨折につながるケースが増えています。

だて整形外科リハビリテーションクリニックは、

地域の「寝たきりゼロ」

を目標に掲げています。

膝の痛みを放置せず、早期に介入することが重要です。

まとめ

✔ 膝の痛みの多くは筋力低下が関与
✔ 適切なリハビリで改善が期待できる
✔ 衝撃波やクーリーフなど多角的治療
✔ PT・OT11名の充実体制

「もう歳だから」と諦めないでください。

膝の痛みでお悩みの患者さんは、まずは診察から始めてみませんか?

だて整形外科リハビリテーションクリニックが、医学的根拠に基づきサポートします。

記事監修

伊達 亮(だて整形外科リハビリテーションクリニック 院長)
福岡大学医学部医学科を卒業後、山口大学医学部付属病院整形外科・麻酔科での経験を経て現職に至る。日本整形外科学会専門医、日本骨粗鬆症学会専門医、日本リハビリテーション医学会専門医など多岐にわたる専門医資格を保持。日本関節病学会によるクーリーフ認定を受け、地域の「寝たきりゼロ」をミッションに掲げ、骨粗しょう症の早期発見・早期治療、および運動器リハビリによる転倒予防に尽力している。

出典・参考文献

  • 日本整形外科学会 変形性膝関節症診療ガイドライン
  • 日本リハビリテーション医学会 運動器リハビリテーション指針
  • 日本骨粗しょう症学会 骨粗しょう症予防と治療ガイドライン