交通事故後のリハビリは整形外科で|後遺症を残さないために

2026/04/09

「事故直後は大丈夫だったのに、数日後から首や腰が痛くなってきた」
「むちうちと言われたけど、このまま良くなるのか不安」
「湿布と痛み止めだけで、本当に後遺症は残らないの?」

交通事故後、このような悩みを抱える患者さんは非常に多いです。
下関市でも、新下関駅周辺の通勤中の事故や、幹線道路での追突事故などをきっかけに来院されるケースが増えています。

事故後の痛みは、見た目では分かりにくく、周囲に理解されにくいこともあり、不安ですよね。

しかし医学的には、交通事故後の症状は「初期対応」と「リハビリの質」で大きく予後が変わります。

この記事では、下関市のだて整形外科リハビリテーションクリニックで行う交通事故後リハビリについて、

  • なぜ整形外科での治療が重要なのか
  • どのようなリハビリを行うのか
  • 後遺症を残さないためのポイント

を専門医の視点から解説します。

1. 交通事故後に起こる症状とは?

■ むちうち(頸椎捻挫)

最も多いのが、いわゆる「むちうち」です。

  • 首の痛み
  • 首の動かしにくさ
  • 頭痛
  • めまい
  • 吐き気

事故の衝撃で首が大きく振られることで発生します。

■ 腰痛・背部痛

シートベルトや衝撃によって、腰や背中にも負担がかかります。

  • 動くと痛い
  • 長時間座れない
  • 朝起きるとつらい

といった症状が出ることがあります。

■ なぜすぐに症状が出ないのか?

交通事故では、

  • 筋肉や靭帯の微細損傷
  • 炎症の遅延発生

があるため、数日後に症状が出ることも多いのが特徴です。

「そのときは大丈夫だったから」と放置してしまうのは危険です。

2. なぜ整形外科でのリハビリが重要なのか?

交通事故後の対応で重要なのは、「正確な診断」です。

■ 医学的評価の重要性

確認すべきポイントは:

  • 骨折がないか
  • 神経障害がないか
  • 重篤な損傷が隠れていないか

だて整形外科リハビリテーションクリニックでは、

  • 日本整形外科学会専門医
  • 日本リハビリテーション医学会専門医

である院長が診断を行います。

■ 後遺症を防ぐための早期介入

交通事故後は、

痛い

動かさない

筋肉が固まる

慢性化

という流れになりやすいです。これを防ぐには、早期の適切なリハビリが不可欠です。

3. 交通事故後リハビリの具体的内容

① 可動域訓練

首や腰の動きが制限されるため、

  • 首の回旋
  • 前後屈
  • 体幹の動き

を徐々に回復させます。

② 筋緊張の緩和

事故後は筋肉が過度に緊張しています。

理学療法士による手技やストレッチで緩和します。

「痛いですよね」と寄り添いながら、無理のない範囲で行います。

③ 姿勢・動作指導

事故後は無意識に体をかばう動きになります。

これが慢性痛の原因になります。

  • 座り方
  • 立ち方
  • 日常動作

を修正します。

④ 筋力回復トレーニング

安静期間が長いと筋力が低下します。

体幹や背筋を中心に、段階的に強化します。

⑤ 物理療法

当院では、

  • 低周波治療
  • 温熱療法

を組み合わせて、炎症や痛みをコントロールします。

4. 当院の強み①|設備の充実

■ 物理療法機器の充実

症状に応じて複数の機器を組み合わせ、リハビリ効果を高めます。

■ 衝撃波治療の導入

慢性的な筋・腱の痛みに対して選択肢となります。

5. 当院の強み②|専門性と体制

■ PT・OT合計11名の体制

だて整形外科リハビリテーションクリニックでは、

理学療法士・作業療法士 合計11名が在籍。

地域内でも充実した体制で、

  • 担当制での継続評価
  • 個別リハビリ
  • きめ細かい対応

が可能です。

■ 医師とリハビリの連携

診断 → リハビリ → 再評価

一貫した管理で、回復をサポートします。

6. よくある不安・Q&A

Q. 事故後すぐ受診すべきですか?

はい。症状が軽くても早期受診をおすすめします。

Q. 痛みが後から出てきた場合は?

すぐに受診してください。
事故との関連が重要になります。

Q. どのくらい通院しますか?

症状によりますが、数週間〜数か月が目安です。

Q. 後遺症は残りますか?

適切な治療とリハビリでリスクを下げることが可能です。

7. 地域への想い|後遺症を残さないために

交通事故は、日常生活に大きな影響を与えます。

痛みを放置すると、

慢性痛 → 活動低下 → 生活の質低下

につながります。

だて整形外科リハビリテーションクリニックでは、

地域の健康寿命を守る医療

を大切にしています。

まとめ

✔ 交通事故後は症状が遅れて出ることがある
✔ 早期の診断とリハビリが重要
✔ 慢性化を防ぐための専門的介入
✔ PT・OT11名の体制でサポート

「大したことない」と放置していませんか?

後遺症を残さないためには、早期対応が重要です。

交通事故後の不調でお悩みの患者さんは、
まずは整形外科での診察をおすすめします。

だて整形外科リハビリテーションクリニックが、医学的根拠に基づきサポートします。

記事監修

伊達 亮(だて整形外科リハビリテーションクリニック 院長)
福岡大学医学部医学科を卒業後、山口大学医学部付属病院整形外科・麻酔科での経験を経て現職に至る。日本整形外科学会専門医、日本骨粗鬆症学会専門医、日本リハビリテーション医学会専門医など多岐にわたる専門医資格を保持。日本関節病学会によるクーリーフ認定を受け、地域の「寝たきりゼロ」をミッションに掲げ、骨粗しょう症の早期発見・早期治療、および運動器リハビリによる転倒予防に尽力している。

出典・参考文献

  • 日本整形外科学会 外傷診療ガイドライン
  • 日本リハビリテーション医学会 運動器リハビリテーション指針
  • 厚生労働省 慢性疼痛対策資料