かかとの痛みの原因とは?|歩くと痛い・朝の一歩が痛む方へ

2026/05/21

「朝起きて最初の一歩が痛い」
「長く歩くとかかとが痛くなる」
「立ち仕事のあとに足裏がズキズキする…」

このような“かかとの痛み”でお悩みではありませんか?

下関市でも、立ち仕事をされている方や、ウォーキング・スポーツをされる方、高齢の患者さんを中心に、かかとの痛みで来院されるケースが増えています。

歩くたびに痛むと、不安ですよね。
「このまま悪化したらどうしよう」「歩けなくなったら困る」と感じる方も多いと思います。

医学的には、かかとの痛みは“足裏への負担の蓄積”によって起こることが多く、適切な治療とリハビリで改善が期待できます。

この記事では、下関市のだて整形外科リハビリテーションクリニックが、

  • かかとの痛みの原因
  • 放置するとどうなるのか
  • リハビリの重要性

について、専門医の視点から詳しく解説します。

1. かかとの痛みの主な原因とは?

■ 足底腱膜炎(そくていけんまくえん)

もっとも多い原因が「足底腱膜炎」です。

足裏には“足底腱膜”という組織があり、

  • 歩行
  • ジャンプ
  • 立位保持

の衝撃を吸収しています。

この部分に負担が蓄積すると炎症が起こります。

■ 特徴的な症状

特に多いのが、

  • 朝の一歩目が痛い
  • 長時間座ったあとに痛い
  • 歩いているうちに少し楽になる

という症状です。

■ 踵骨棘(しょうこつきょく)

慢性的な負担によって、かかとの骨にトゲのような変化が起こることがあります。

これを「踵骨棘」と呼びます。

■ アキレス腱周囲炎

かかとの後ろ側が痛い場合は、

  • アキレス腱炎
  • アキレス腱付着部炎

の可能性があります。

2. なぜかかとが痛くなるのか?

■ 足裏への負担の蓄積

原因として多いのは、

  • 長時間の立ち仕事
  • 体重増加
  • クッション性の低い靴
  • 運動量増加

です。

■ 筋肉の硬さ

特に重要なのが、

  • ふくらはぎ
  • アキレス腱

の柔軟性低下です。

硬くなることで、足底への負担が増えます。

■ 加齢による変化

年齢とともに、

  • 足裏のクッション低下
  • 筋力低下

が起こり、負担を受けやすくなります。

3. 放置するとどうなる?

■ 慢性化する

初期は「少し痛いだけ」でも、

痛い

歩き方が変わる

別の場所に負担

さらに悪化

という悪循環になります。

■ 膝・腰にも影響

かばう歩き方が続くと、

  • 膝痛
  • 腰痛

につながることもあります。

■ 活動量低下

歩くのが嫌になることで、

  • 運動不足
  • 筋力低下

が進みます。

高齢者では転倒リスクにもつながります。

4. 整形外科で行う検査と診断

■ 専門医による診察

院長は、

  • 日本整形外科学会専門医
  • 日本リハビリテーション医学会専門医

として、痛みの原因を評価します。

■ レントゲン評価

必要に応じて、

  • 骨の変形
  • 踵骨棘
  • 骨折の有無

を確認します。

5. かかとの痛みに対するリハビリ内容

① 足底・ふくらはぎのストレッチ

硬くなった筋肉を柔らかくします。

特に、

  • アキレス腱
  • ふくらはぎ

の柔軟性改善が重要です。

② 足部機能トレーニング

足のアーチ機能を改善します。

③ 歩行指導

歩き方のクセによる負担を修正します。

④ インソール指導

足底への負担を減らすため、

  • 靴選び
  • インソール調整

を行うことがあります。

⑤ 物理療法

当院では、

  • 低周波治療
  • 体外衝撃波 マスターパルス

を組み合わせ、痛みを軽減します。

6. 当院の強み|設備の充実

■ 衝撃波治療の導入

足底腱膜炎など慢性化した痛みに対して、衝撃波治療を導入しています。

組織修復を促し、改善をサポートします。

■ 物理療法機器の充実

症状に応じて最適な機器を選択します。

7. 当院の強み|専門性と体制の厚み

■ PT・OT合計11名の体制

だて整形外科リハビリテーションクリニックでは、

理学療法士・作業療法士 合計11名が在籍。

地域内でも充実した体制で、

  • 個別リハビリ
  • 担当制
  • 継続的評価

が可能です。

■ 医師とリハビリの連携

診断 → リハビリ → 再評価

一貫した管理で改善を目指します。

8. よくある不安・Q&A

Q. かかとの痛みは自然に治りますか?

軽症なら改善することもありますが、慢性化するケースも多いため早めの対応が重要です。

Q. 歩いても大丈夫ですか?

状態によります。無理な負荷は悪化につながります。

Q. 衝撃波治療は痛いですか?

刺激はありますが、耐えられる範囲で調整可能です。

9. 地域への想い|「歩ける」を守るために

かかとの痛みは、歩行能力に直結します。

歩けなくなると、

活動低下 → 筋力低下 → 転倒リスク増加

につながります。

だて整形外科リハビリテーションクリニックでは、

地域の「寝たきりゼロ」と健康寿命延伸

を目指しています。

まとめ

✔ かかとの痛みで多いのは足底腱膜炎
✔ 放置すると慢性化しやすい
✔ ストレッチ・リハビリが重要
✔ 衝撃波治療も選択肢になる

「そのうち治る」と放置していませんか?

かかとの痛みは、早めの対応で改善が期待できます。

歩くたびの痛みでお悩みの患者さんは、
まずは整形外科での診察をおすすめします。

だて整形外科リハビリテーションクリニックが、医学的根拠に基づきサポートします。

記事監修

伊達 亮(だて整形外科リハビリテーションクリニック 院長)
福岡大学医学部医学科を卒業後、山口大学医学部付属病院整形外科・麻酔科での経験を経て現職に至る。日本整形外科学会専門医、日本骨粗鬆症学会専門医、日本リハビリテーション医学会専門医など多岐にわたる専門医資格を保持。日本関節病学会によるクーリーフ認定を受け、地域の「寝たきりゼロ」をミッションに掲げ、骨粗しょう症の早期発見・早期治療、および運動器リハビリによる転倒予防に尽力している。

出典・参考文献

  • 日本整形外科学会 足の疾患ガイドライン
  • 日本リハビリテーション医学会 運動器リハビリテーション指針
  • 厚生労働省 健康寿命延伸に関する資料