だて整形外科リハビリテーションクリニック

セミナー参加

2018/08/29

先日、JAK forumというリウマチのセミナーに参加しました。

リウマチの治療はどんどん進化しており、特に2000年代に入って日本でも使用され始めた生物学的製剤(バイオ製剤)がその進歩に寄与しています。

しかし、そういったバイオ製剤を何種類使用してもなかなかリウマチが良くならない(コントロールが不良)方もおられます。

そういった方にJAK阻害剤と呼ばれる内服剤が効果が出た方が当院でもおられます。

特徴は
1.効果発現が速い
2.内服製剤(バイオ製剤は注射が多い)
ということが挙げられます。
デメリットは
1.どのバイオ製剤でも言えますが、感染症(肺炎など)のリスクがある(重篤感染 3.11%)
2.帯状疱疹のリスクがある (3.59%)

実際に多数のJAK阻害剤を使用されている先生の話を聞くことができて、非常に勉強になりました。
明日からの診療に生かしていきたいと思います。