みなさんこんにちは。

院長の伊達亮です。今回、徳島市で開催された第35回日本臨床整形外科学会学術集会に出席いたしました。クリニックや診療所向けの講義が多く、楽しみにしていました。

昨日、ランチョンセミナーで仙台市の高橋周先生の運動器エコーのご講演を聴きました。5年前に見学にお邪魔させたいただいたことがあり、とても丁寧に教えていただきました。

少し専門的な内容になりますが・・・

【半月板損傷】エコーで半月板損傷　特に内側半月板の亜脱臼の評価をされていました。当院でも半月板の損傷を疑う場合、MRIを行う前に評価を行うことが多いのですが、体重をかけた状態で評価するなど工夫されておりました。

【頚椎神経根ブロック】当院では、頸椎症性神経根症の方や交通事故の後の頚部痛や上肢のしびれに対して、エコーと透視を併用しながら行っています。ブロックの後に一時的な筋力低下が起こりにくい、extra function injectionという方法があり、中斜角筋とC5,C6神経根の間に局所麻酔剤と生理食塩水、ステロイドを入れられていました。早速明日から取り入れてみようとおもいます　。

そのほかにも【PRP（PFC-FD）】やアキレス腱周囲炎に対してスクレーピングという方法で除痛を図るなど、様々なテクニックを学ぶことができました。

週末には広島で日本整形外科超音波学会が開催されます。名誉院長とセラピスト2名と参加する予定です。

痛みに悩む患者さんの少しでも助けになるよう研鑽をつみたいとおもいます。