交通事故のケガは放置NG|リハビリで後遺症を防ぐポイント

2026/04/23

「事故のあと少し違和感があるけど、そのうち治るかな…」
「病院では異常なしと言われたから様子を見ている」
「忙しくて通院していないけど大丈夫?」

交通事故後、このように考えてしまう患者さんは非常に多いです。

下関市でも、軽い追突事故のあとに首や腰の違和感を感じつつ、「大したことない」と放置してしまい、数週間後に痛みが強くなって来院されるケースが少なくありません。

痛みが続くと、不安になりますよね。
「このまま治らなかったらどうしよう」「後遺症が残るのでは」と感じる方も多いと思います。

医学的には、交通事故後のケガは“初期対応”と“リハビリの質”で回復が大きく変わります。

この記事では、下関市のだて整形外科リハビリテーションクリニックが行う交通事故後のリハビリについて、

  • なぜ放置してはいけないのか
  • 後遺症が残るメカニズム
  • リハビリの具体的内容
  • 早期回復のポイント

を専門医の視点から解説します。

1. 交通事故後のケガを放置してはいけない理由

■ 症状は遅れて出ることが多い

交通事故では、

  • 首のむちうち(頸椎捻挫)
  • 腰痛
  • 背中の痛み

がよく見られます。

しかしこれらは、

  • 微細な筋肉・靭帯の損傷
  • 炎症の遅延

によって、数日後〜1週間後に症状が出ることがあるのが特徴です。

「その日は大丈夫だったから問題ない」と判断するのは危険です。

■ 放置すると慢性化する

交通事故後の痛みは、次のような流れで慢性化します。

違和感

放置

痛みが強くなる

動かさなくなる

筋肉が固まる

慢性痛へ

この段階まで進むと、回復に時間がかかります。

2. 後遺症が残るメカニズム

■ むちうちの本質

むちうちは、

  • 首の筋肉
  • 靭帯
  • 関節

が損傷した状態です。

■ なぜ治りにくいのか

首は日常生活で常に動かす部位です。

  • スマホを見る
  • 車を運転する
  • デスクワーク

無意識に負担がかかり続けます。

その結果、

痛い

かばう

姿勢が崩れる

別の筋肉に負担

痛みが広がる

という悪循環が起こります。

3. 整形外科でのリハビリ内容

■ ① 医師による診断

まず重要なのは、

  • 骨折がないか
  • 神経障害がないか
  • 重篤な損傷がないか

を確認することです。

院長は、

  • 日本整形外科学会専門医
  • 日本リハビリテーション医学会専門医

として、医学的に評価を行います。

■ ② 可動域訓練

事故後は首や腰の動きが制限されます。

理学療法士が、

  • 首の回旋
  • 前後の動き
  • 体幹の動き

を段階的に回復させます。

■ ③ 筋緊張の緩和

筋肉が緊張している状態を、

  • 手技療法
  • ストレッチ

で改善します。

「痛いですよね」と寄り添いながら進めます。

■ ④ 姿勢・動作指導

事故後は無意識に体をかばいます。

  • 猫背
  • 片側に偏った姿勢

これが慢性化の原因になります。

正しい姿勢へ修正します。

■ ⑤ 筋力回復トレーニング

安静期間で低下した筋力を回復させます。

  • 体幹筋
  • 背筋

を中心に強化します。

■ ⑥ 物理療法

当院では、

  • 低周波治療
  • 温熱療法
  • クライオ療法
  • 超音波療法

を組み合わせて痛みをコントロールします。

4. 当院の強み|設備の充実

■ 物理療法機器の充実

症状に応じて複数の機器を組み合わせ、リハビリ効果を高めます。

■ 衝撃波治療の導入

慢性的な筋・腱の痛みに対して選択肢となります。

■ クーリーフ治療

院長は日本関節病学会 クーリーフ認定医です。

慢性化した痛みに対し、リハビリを進めやすくします。

5. 当院の強み|専門性と体制の厚み

■ PT・OT合計11名の体制

だて整形外科リハビリテーションクリニックでは、

理学療法士・作業療法士 合計11名が在籍。

地域内でも充実した体制で、

  • 個別対応
  • 担当制
  • 継続的評価

が可能です。

■ 医師とリハビリの連携

診断 → リハビリ → 再評価

一貫した管理で、回復をサポートします。

6. よくある不安・Q&A

Q. 痛みが軽くても受診すべきですか?

はい。早期受診が重要です。

Q. どのくらい通院が必要ですか?

症状が軽くても最初が肝心です。3カ月程度が目安になります。状態によっては5か月程度可能です。

Q. 後遺症は残りますか?

適切な治療とリハビリでリスクを下げられます。

Q. リハビリは痛いですか?

無理はしません。「少しきつい」程度で進めます。

7. 地域への想い|健康寿命を守るために

交通事故後の痛みは、生活の質を大きく下げます。

放置すると、

慢性痛 → 活動低下 → 筋力低下

につながります。

だて整形外科リハビリテーションクリニックは、

地域の健康寿命を守る医療

を大切にしています。

まとめ

✔ 交通事故後のケガは遅れて症状が出る
✔ 放置すると慢性化しやすい
✔ 早期リハビリが後遺症予防の鍵
✔ PT・OT11名の体制でサポート

「軽いから大丈夫」と思っていませんか?

交通事故後のケガは、早期対応で結果が変わります。

気になる症状があれば、
まずは整形外科での診察をおすすめします。

だて整形外科リハビリテーションクリニックが、医学的根拠に基づきサポートします。

記事監修

伊達 亮(だて整形外科リハビリテーションクリニック 院長)
福岡大学医学部医学科を卒業後、山口大学医学部付属病院整形外科・麻酔科での経験を経て現職に至る。日本整形外科学会専門医、日本骨粗鬆症学会専門医、日本リハビリテーション医学会専門医など多岐にわたる専門医資格を保持。日本関節病学会によるクーリーフ認定を受け、地域の「寝たきりゼロ」をミッションに掲げ、骨粗しょう症の早期発見・早期治療、および運動器リハビリによる転倒予防に尽力している。

出典・参考文献

  • 日本整形外科学会 外傷診療ガイドライン
  • 日本リハビリテーション医学会 運動器リハビリテーション指針
  • 厚生労働省 慢性疼痛対策資料